北海道池田町プレミアムマップ

 池田町を代表する企業・事業主が誇る国内有数の SOMETHING をもつスポットをご紹介しています。池田町とともに歩み、池田町とともに生きることを選んだパイオニアたちの取り組みがこのマップに集約されています。池田町にお越しの際、池田町をご紹介いただく際にぜひお役立てください。

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池田町の歴史と共に歩んだ、創業100年以上の米倉屋





▲当時のバナナ饅頭パッケージ

百年以上の歴史を持つ
池田町銘菓「バナナ饅頭」

北海道で、明治から販売されているお菓子は、五勝手屋羊羹(函館)、月寒あんぱん(札幌)、そして当池田町のバナナ饅頭が代表的なお菓子である。

池田町のバナナ饅頭の歴史は古く、明治時代の末期に近い1905年に誕生したとされる。つまり100年以上の歴史があることになる。
当時の十勝の様子を遡ってみると、現在の帯広市が二級町村制を施行し、ようやく帯広町となったのが1902年。1906年に凋寒村(しぼさむむら)つまり現在の池田町が発足する。1904年12月に現在の根室本線が釧路方向から延伸されてきて池田駅が設置、さらに1910年に網走線(池北線)が分岐し、次第に賑わいを見せてきた。
そんな町の成長期前にバナナ饅頭は既に誕生していたのである。

当時は高価すぎてバナナは使えない。そこで、バナナの香りを出し、バナナの味わいを感じられるように工夫して開発した。
材料はいたってシンプルで、小麦粉と鶏卵でカステラ生地を作り、中には白あん。形はバナナの形を模しており、風味はもちろんバナナそのものの物珍しさも手伝って良く売れたという。
「バナナそのものよりも数段うまい!」として次第に池田町の名物として知られるようになってきた。

4代目社長米倉寛之社長は、「町外で販売するのは少量。池田に来なければ買えない商品にするため保存料は一切使わず賞味期限を短くしている。是非、焼きたての風味豊なバナナ饅頭を食べていただきたい」と話していた。

※バナナ饅頭は現在も原料や製法はほぼ当時にこだわり作られている。

初代米倉三郎創業物語

米倉屋の初代米倉三郎は、明治9年に山梨県で生まれた。
同郷の親戚を頼って北海道に渡ったのは、明治36年三郎が27歳の時である。翌年、三郎は池田町内で太物(衣服用布地)、呉服、雑貨の店を開いた。時代は北海道開拓に沸き立ち、明治37年に釧路から豊頃まで延びていた鉄道は同年には池田まで延びた。しかも池田網走間を結ぶ計画も
あり、池田は交通の要に成りつつあった。この翌年の明治38年、鉄道の池田延伸を機に弁当屋をと思い立った三郎は許可を申請し、鶏肉と卵を使った「親子弁当」を創製。以来、「親子弁当」も100年以上の時を経て、いまだに愛され続けている。
「バナナ饅頭」は駅売りのみやげ用に知恵を三郎が、3ヶ月間の試行錯誤の結果つくり出した苦心の作。

住所:〒083-0090 池田町字大通1丁目27
TEL:015-572-2032
営業時間:9:00〜20:00(L.O.19:30)
定休日:木曜日

パパラギ


自然と遊び、自然と対話し、自然に学ぶ、そして自然に生きる

 「パパラギ」は西はサモアの言葉で「天を突き破ってきたひと」。パパラギは自然サイクル合った「酪農家ならではの製品づくり」を実践している。
 生産第一主義により、農薬や化学肥料漬けになった食品が安く出回り、アトピーなどに悩む子どもたちが増えた今、口から入れるものは美味しいだけではなく安全でなければならない。
 パパラギの商品はカラダのことを一番に考えた無添加食品であり、搾りたての生乳を利用して、牛乳、生クリーム、プリン、ソフトクリームなどを製造しています。

地元池田で生真面目に酪農を営み安心安全な乳製品をつくる一方で、海外での酪農指導に協力するなど国内の枠にとどまらない支援を行っている。

★ パパラギの乳製品はワイン城1Fでもご購入いただけます(要確認)。

住所:〒083-0047 池田町字昭栄209-2
TEL:015-572-2600
営業時間:8:30〜16:30
定休日:日曜・祝日

炭工房 魔女の炭やさん (有)本郷林業


日本一大きな炭焼窯で焼く本格的な十勝産備長炭

 本郷林業は備長炭から黒炭まで幅広く扱う炭の専門店です。
 炭焼きの優れた技術や長年にわたる木炭の普及活動が評価され、社団法人国土緑化推進機構が選定する「森の名手・名人100人」に選ばれた炭職人の本郷孝雄さんがつくる木炭。道内唯一、本場和歌山県の玉井又次名人より伝授された備長炭を焼いている。取り扱う商品はレジャー・炊飯・飲料・風呂用と用途は様々。
「本郷林業の炭でなければ」という顧客も多く、本郷林業の備長炭での焼き上げることはひとつの味を加えることであるとも評される。名店の陰に本郷林業の木炭ありということも珍しくない。

 また「花を飾る感覚で、生活に身近に炭を置いてもらいたい」と送り出す「アレンジ炭」は、消臭剤としてはもちろん、湿気取りやオブジェとしても楽しめるユニークな商品。備長炭のように堅い商売と生活雑貨的なやわらかな発想ができるところが本郷林業の強みでもある。

住所:〒083-0092 池田町字東2条3番地
TEL:015-572-2384
営業時間:10:30〜17:00
定休日:日・月・不定休

ワイン城(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)


英国王室との深い縁
日本最古の自治体営ワイナリー
「十勝ワイン」

 1975年に英国女王のエリザベス女王ご夫妻が来日された際、帝国ホテルで開かれた日英協会による午餐会のメニューに十勝ワインの白ワイン「セイベル9110、1972ビンテージ」が採用された。その席でワインを味わった女王は「軽くてとても美味しい」と大変お喜びになり、二杯、三杯とグラスを重ねられたという。当時、十勝ワインは日本のトップレベルのワインとして午餐会に参加する財界人の方からの推薦によりメニューに加えられたと推測されている。

 また、1986年に英国のチャールズ皇太子ダイアナ妃が公式訪問のため来日された際も、歓迎のレセプションとしてのワインに十勝ワイン「セイオロサム白」が採用、1998年には公務のため来日された英国のエドワード王子の歓迎レセプションのワインとして十勝ワイン「清見」と「セイオロサム」が採用されました。歓迎レセプションに出席していた当時の大石和也池田町長が、1979年ビンテージの「セイオロサム赤」を王子にプレゼントし、王子は笑顔でお受けとりになった。

 十勝ワインはこれまでもエリザベス女王やチャールズ皇太子が来日した際にパーティー用の飲み物として採用され、英国王室との深いご縁が続いている。

住所:〒083-0002 池田町字清見83番地
TEL:015-572-2467
営業時間:9:00〜17:00
定休日:年末年始

山幸 アイスワイン



十勝の自然が造り出す『究極のデザートワイン』

アイスワインは元々、偶然に誕生したワインである。
1784年、ドイツ・フランコニア地方で、突然の霜によりブドウが凍ってしまい、本来なら処分するはずのブドウでワインを造ってみたところ、わずかな量だが、とても甘く芳醇なワインが誕生した。
まさに、自然が造り出した偶然の産物なのである。
世界的にはドイツ、最近ではカナダのアイスワインが有名だ。

道内でも寒さの厳しい池田町ではブドウを冬の寒さから守るため、本格的な冬を迎える前にブドウ樹一本一本を培土(土を寄せて盛ること)し、土の中に埋める必要があった。そのため、アイスワインの原料となるブドウを樹上凍結させる頃には「ブドウは土の中」であった。
近年、「山幸」や「清舞」といった耐寒性交配品種が誕生し、ブドウの培土が必要なくなった。池田町でのブドウ栽培がさらに発展したのはもちろんのことだが、アイスワイン用のブドウを樹上凍結することも可能となり、2007年7月より十勝ワイン「山幸アイスワイン」の発売を開始した。

最低気温マイナス7~マイナス8℃の日が1週間ほど続き、最終的にはマイナス12〜マイナス15℃ほどに冷えることがアイスワイン用ブドウの収穫条件と言われており、ブドウを自然の状態で凍結させることで、結果として得られる果汁の糖度を上げ、高品質の極甘口ワインとなる
また、糖分濃度が高いことと低温(約15℃)で発酵させるため、通常よりも発酵期間が数ヶ月長くなる。出来上がるワインの量も通常の約8分の1と少量なので、とても高価なワインとなる。
さらに、近年の地球温暖化の影響によって、池田町以外の道内ブドウ栽培地ではアイスワインの収穫条件を満たすことは難しくなってきており、近い将来、池田町が国内唯一のアイスワイン生産地となる可能性もある。

何といっても、アイスワインは究極のデザートワインだ。
大切な人との食事の後、優雅な気持ちで1グラス楽しみたいものである。きっと、極上の味わいこそが貴方に至高の時間(とき)を与えてくれることだろう。

【産地・品種】北海道十勝池田町産「山幸種」
【タイプ】濃厚な甘口
【アルコール】5.5度
【仕様】コルク
【適温】10℃前後
【容量/価格】
200ml/税別 4,580円(税込4,946円)
【年代】
2014年(ボトル・ラベルの年号は現在市販されている年代と異なる場合があります。)
【添加物】酸化防止剤(亜硫酸塩)

ハッピネスデーリィ



アイスとチーズ日本一 ハッピネスデーリィ

「ハッピネスデーリィは牧場です!」
 1897年4月、鳥取県三朝から北海道池田開拓に入ったのがルーツで牛飼いとしての歴史も長い。
 4代目の嶋木社長が35歳で、アメリカ、ワシントン州レプレカン牧場にホームスティしたことが、「ハッピネスデーリィ」の原点といえるかもしれない。
 6次産業化という言葉もない25年前、アメリカの酪農家がつくるアイスクリームに衝撃を受け、自らジェラートマシンを輸入して事業を立ち上げたのだった。

 いっぽう、チーズの原点は500円玉貯金で行ったスイスにあるといえよう。500円玉をせっせと貯金箱にいれていた時期があり、ある日数えると35万円ほど貯まっていた。そこで妻と二人で「往復のチケットとパスポート」のみでスイスへと飛び立ったのであった。
スイスを選んだ理由はインターネットで調べた"国民一人当たりの所得は世界一!"というキャッチコピーに魅かれたことだ。「水」と「空気」と「勤勉な労働精神」しかないスイスの国民所得がなぜ?という思いがスイスを選ばせた。
 行先はチーズ工房。おいしい料理、そして素晴らしい景観に感動。以来、「小さな農業が生き残れるシステム」を創ろうと具体的に行動してきた。
農家が製品をつくるなんて!そんな白い目で見られる時代、小さい工房ながら常にチャレンジ精神で商品を開発。味・品質を追及するとともに、すべての製品のデザインを統一しブランド価値を高めることも行うバランス感覚が島木社長の素晴らしいところだ。

69歳社長の挑戦は、まだまだ続く。

  • 2014年「ニッポンふるさとアイス選手権」 国内第1位!
  • 2015年『全日本ナチュラルチーズコンテスト』 国内第2位!
  • ジャパンチーズアワード2016 グランドプライズ(最高位)獲得!
  • FOODEX JAPAN 2016 ご当地アイスクリームグランプリ最高金賞獲得!

「ジェラートワールドツアー」への挑戦!!
 ハッピネスデーリィは、4年に一度イタリア-ボローニァで開催される「ジェラートワールド ツアー」へ挑戦する。東アジアからは予選で20社がノミネートされ、さらに実技大会で上位3社に絞られ、世界で20社だけがジェラードを競う権利を与えられる。
 過去も現在も北海道からノミネートされた企業はない。 だが、そこに至る技術の習得と意欲の向上が、良い商品と良い販売スタイルをつくると確信してのトライなのである。

住所:〒083-0002 池田町字清見103-2
TEL:015-572-2001
【営業時間】
OPEN 9:30AM
CLOSE
夏期:平日5:30PM/土日祝6:00PM
冬期:平日5:00PM/土日祝5:30PM

ボーヤファーム


日本一の羊飼い ボーヤ・ファーム

「足の不自由な牧羊犬」
 2012年に1匹のボーダコリー犬が誕生した。名前は「ユナ」という。
 しかし、誕生3日目にして母犬に足を踏まれ片足が使えなくなるという不運なできごとがあった。
スタッフ一同ユナをどうするか悩んだが「牧羊犬として育てよう」ということに意見がまとまった。
 様々な訓練はハンディキャップを負ったユナには過酷なものだったはずだが、ユナはもちまえの頑張り精神でくらいついてきた。

 長い訓練の末、いよいよシープドックショーのデビューの日が来た。
 ユナはハンディキャップをかかえながらも無事にショーを成功させ、いまでもシープドックショーに参加し元気に頑張る姿をみることができる。
 まだまだ訓練が続くとはいえ、ハンディキャップを乗り越えた雄姿は観る者を感動させる。
 ※ この「ユナ」の物語はNHKのドキュメントとして放送されました。

質ある羊肉の生産牧場として再スタート

 現社長は平成3年、牧羊犬を独学で育て、メディアに取り上げられボーダーコリーのブリーダーとして子犬を全国へ産出するまでになった。
 飼育する羊は現在1,200頭を数え、数年後には2,000頭を超える規模を目指す。社長は牧羊犬ショーを楽しんでいただくこれからも美味しい羊肉を提供する癒される自然空間をつくるなどの取り組みを世界に発信していきたいと意欲を語る。

 横浜でBOYAブランドを主としてスキーウェアの縫製、製造業を営んでいた(株)山田ニットが、1985年北海道池田町に(株)ボーヤ・ノースランドを設立し、付属農場として「ボーヤ・ファーム」が誕生した。その後、繊維業の衰退によりウール生産から、羊肉生産へ目標転換し、あらためて質ある生産牧場を目標として再スタートをきり、現在に至る。

 羊の品種については敢えていうならボーヤ・ファーム産だという。サフォーク種のように成長が早く量が確保できるメリットにはごだわってはいない。羊の美味しさは品種よりも育てる環境にあると信じているからだ。
 林間放牧で元気に育ち、餌管理を徹底して臭いを最小にしているので、高級レストランからも引き合いが多い。

住所:〒083-0002 池田町字清見224-2
TEL:090-3898-5598(アンザイ)

シープドックショー

開催日時:平成28年GW〜9月
曜日:土日、祭日(1回/日)
時間:11:00〜 約40〜50分
お盆期間の詳しい日時はお問い合わせください。平日も含め団体が入っている場合があります。時間的には11:00〜が主ですが他の時間帯も入っている場合もありますので、お問い合わせください。
観覧料:大人800円 小学生400円 幼児無料

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